ゲームの作り方【初心者向けに解説!無料のツールも】

2022年5月23日

プラットフォームの選択

個人だけど、趣味でゲームを作りたい!

と思っても、どうやって作れば良いのか分からないですよね。

なので、その手順をご紹介します。

さて、まず考えなければいけないのは、どこをターゲットとしたゲームを作るか?です。

  1. ブラウザゲーム(ブラウザがあればPCでもスマホでも)
  2. パソコン向け(WindowsやMac)
  3. スマホアプリ(Android/iOS)
  4. コンシューマー向け(PS4、Nintendo Switch、Steamなど)

大きく分けて上記4つに分類されます。

妹ちゃん

んー……どこをターゲットにすれば良いんだろう?🤔

実はこれは難易度順にもなってます。

Windowsのパソコン向けが最も簡単で、スマホのアプリ制作は難易度が高いです。コンシューマー向けは更に難易度が上がります。

なので、最初にゲームを作るには、ブラウザ向け、もしくはパソコン向けが最適です。

※余談ですが、「スマホ向け」「スマホアプリ」これは全然違う意味なので注意が必要です。スマホ向けであれば、スマホのブラウザで利用可能なのでアプリではない可能性があります。スマホアプリはアプリとしてApp StoreやGoogle Playで配信することが前提となります。

何をどうやって作るのか?

さて、どんなゲームをどうやって作りましょう?

ゲーム制作で真っ先に考える部分かと思います。

ここでは、ゲームエンジンとよばれるツールを使ってゲーム開発が出来る事を紹介します。

妹ちゃん

ゲームエンジンを使えば、プログラム等の専門知識が無くて作れるの?

プログラム無しで作れます。

稀に必要になる場面もありますが、いきなりそこを目指すのではなく、プログラム無しで作れるゲームをとにかく一つ作ることを目標にしましょう。

ゲームエンジンの特性によって、作れるゲームの種類が異なるので、それを一覧表でご紹介します。

何を(ゲームの種類)どうやって(ゲームエンジン)費用難易度人気
ロールプレイング(RPG)RPGツクール有料
WOLF RPGエディター
(ウディタ)
無料
SMILE GAME BUILDER有料
シミュレーションRPGSRPG Studio有料
アドベンチャー
/ノベルゲーム
ティラノビルダー無料
吉里吉里Z無料
3Dゲームなど本格的にUnity無料※中~高
Unityは年商10万ドル以下の場合無料

さて、いろいろなゲームエンジンがあると思いますが、結論から言うと、

  • RPG系のゲームはRPGツクール、もしくはウディタ
  • アドベンチャーゲームやノベルゲームはティラノビルダー

がおすすめです。

根拠は単純に、初心者向けであるのと、人気があるため情報量が多いからです。

不明点やQAがあれば、ネットで解決策が見つけ易い、相談し易いというのは大切です。

妹ちゃん

情報が多くて、仲間が多いのは大事だね!

RPGツクールの最新バージョンは「MZ」となっていますので、「MZ」を購入するのが良いと思います。

ですが、一つ前のバージョン「MV」の方が情報量や素材の量が多いため、ここは注意が必要です。

また、最初からスマホアプリを作るのであれば、最近ではUnityというゲームエンジン一択となっています。

Unityは本格的なゲームエンジンの一つなので、Windowsだけではなく、スマホアプリやPS4などのコンシューマー向けにも出力できる機能を持っています。

なので、スマホアプリを制作するのであれば、Unityがおすすめです。

※Unityは本当の意味でのゲームエンジンなので趣が異なります。他のゲームエンジンは便宜上そう呼んでますが、どちらかというと制作ツールに近いです。Unityの詳細は下記『ゲームアプリを作るには?【初心者向け・Unityの解説】』

他に必要なものは

さて、これで作ろう!

と決まったとき、まだまだ不足しているものがありますよね。

それは…

妹ちゃん

あ! キャラクターの絵とか、背景とか……音楽も!?

そうなんです。

でも、フリーで提供しているサイトが多くありますので、探してみましょう。

但し! 本当にフリーなのか、利用制限や約束事項や著作権。しっかり確認しましょう。

これがめちゃくちゃ大事です。

商用利用不可、となっているものは広告収入含め販売目的のゲームで利用するのはNGです!

また、利用する条件として、著作者の情報をゲーム内や説明文に提示をお願いするのもあります。

妹ちゃん

いろいろ使用条件があって、気を付けるのが大変だね

それならば、購入したり依頼して作ってもらう、という手もあります。

誰かにリーズナブルに作ってもらいたい!というのならココナラのクリエイターに依頼するという手が最適かと思います。

プログラムなどスクールで学習するのもあり

ゲームや開発などの創作の手段において、本格的にスクールで学ぶのもありでしょう。良心的なオンラインプログラミングスクールもあり、オンラインなので気軽に参加出来るのも魅力です。

TECH STADIUMは、Unity, UnrealEngine4, AI, XRを学べるオンラインスクールです。

本格的にゲームを学ぶことが可能です。

Adobe(アドビ)マスター講座は、Web、CG、映像、プログラミングの通信講座なので、好きな時間に学習が可能なのでおススメです。

通信講座なら自由に好きな時間で学習でも出来るのでオススメです。

創作とはちょっと異なりますが、大学生の就活向けプログラミングスクールというのもあります。

レバテックカレッジで、システムエンジニアを目指し、そこからプログラミングや創作の幅を広げるのにも良いでしょう。

技術が多くなると…

もちろん、独学で実施するのもありです。

ただ、スクールや仲間内で鍛錬することで、引き出しが多くなります。(目的ベースの学習では無いので)

引き出しが多くなると、引き出しからゲーム企画が出来るようにもなるので、これがなかなか現実的な手段になり得たりします。