楽器が弾けなくてもボカロをやりたい!【初心者が目指すボカロP】
初音ミクなど、ボーカロイドをやってみたい!
私、ボーカロイド使って、作曲とかしてみたいな!
でも、楽器も弾けないし、難しいよね……
確かに、楽器が弾ければ作曲しやすくなりますが、楽器が弾けなくても、大丈夫ですよ!
ここでは、私が実際に制作した手法を紹介します。
私はクラシックギターが主楽器です。
クラシック楽器ですし、そもそも録音が出来ない(向いてない)んです。
普通にバッハとかヘンデルとか弾いていましたし😅
そこで私がやった手順は、思い浮かべた音を音符にして、DAW(音楽編集ソフト)に打ち込んで、それに合わせてミクさんやリンちゃんに歌って貰いました。
そもそも歌わせたい音楽はロック系なので、クラシックギターは音の確認程度にしか使ってません。
つまりは、打ち込みで作ってます。
打ち込みで制作する
打ち込みって何?
打ち込みとは、DAW(音楽編集ソフト)を使って編集することです。
なので、打ち込みで作るとは「打ち込みだけで作る」という意味を指すことが多く、楽器を弾かない、つまりは録音せずにソフトだけで曲を作ることを指します。
おもちゃのピアノで音を確認しながら、DAWに打ち込んでも良いですし、DAWで直接音を聞きながら入力しても問題ありません。
打ち込みをする方法
DAWのソフトによって、打ち込みをする方法がいろいろありますが、メインはピアノロールではないでしょうか
ピアノの形をした画面上で、マウスでドラッグをして、長さを入力していく感じです。
他にもギターだったり、五線譜だったり、いろいろな入力方法はありますが、どれも実際に楽器は弾かずに、画面上で入力をしていくスタイルになります。
楽器の設定(ソフト音源のことです。後述します)をすれば、いろいろな音を出すことが出来ます。
ボカロの入力方法も、基本はこのピアノロールになります。
音楽の知識
音を鳴らして作って行くわけですが、和音や曲構成などを考えると、ある程度の音楽の知識はあったほうが楽です。
全く未経験であれば「かじる」程度は嗜んだ方が、自分の好きな音楽を作りやすくなると思います。
弾かずとも、理論や感覚だけで作成することも出来るので一概には言えませんが、何か楽器を弾いてみて触れ合う方が早い気もします。
オンラインの音楽教室で気軽に始めることも出来ますので、全く音楽に触れていないのであれば、こちらを検討するのもありでしょう。
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ボカロ制作に必要なもの
ということで、実際にボカロ制作する際に必要なものを紹介します。
- ボカロソフト
- DAWソフト
- ソフト音源
この3つになります。
ここでは、私の制作法に基づいて紹介しますね。
ボーカロイドソフトの種類
まずはボカロソフト!!
実際に歌わせたいボーカロイドだよ!
いっぱい種類があるから迷うよね!
まずはボカロの代表、クリプトン社の初音ミク!
V4XやNTといった種類があって、ちょっと混乱しちゃいますね。
個人的にはV4Xで良いと思います。NTはヤマハのボーカロイドエンジンを使わず自社製となっています。最新版ですけどね。
そして、同じくクリプトン社で人気の鏡音リン・レン!
パワフルな音域なので、ロックなどに使われる事が多いですね。
クリプトン社はこの他に、巡音ルカ、MEIKO、KAITOなども発売していて、どれも人気となっています。
そして、Megpoid(メグッポイド)! またはGUMI!
メグッポイドが商品名で、キャラがGUMIです。分かり辛いですねw
GUMIの方が一般的で、ニコニコやYoutubeで検索すると沢山出てきます。
速い曲やテクノ、トリッキーな曲など、幅広く使われています。
そしてボカロ3(旧バージョン)ですが人気の高いIA!
透明感のある声が人気の作品で、数多くのボカロPに使われています。
IA専用の音ゲーも発売されましたね。
そして最近人気のflower!
男の子の声にも、女の子の声にも聞こえる、抽象的な声が魅力です。
ロック調で可愛い声で聴かせたい曲に合ってるかも知れませんね。
DAWソフト
そして次はDAWソフトです。
DAWソフトは音楽制作ソフトです。
ボーカロイドは歌わせるだけのソフトなので、楽器を鳴らしたり、エフェクトかけたり、録音や出力などは、別途ソフトが必要になります。
クリプトン社のVocaloid4にはPiapro StudioというDAWソフトが付いてくるので、買い足す必要性も無く作れるでしょう。
有名なDAWソフトは、Cubaseでしょうか。
高いですけどね……(;^_^A
さてさて、私はクラシックベースでしたので、どうしても五線譜で作成していきたいのです。
そうなると実は一択となります。
先ほどのメグッポイドを制作しているINTERNET社の、Singer Song Writer シリーズです。
なかなかにお安いですよね(≧▽≦)
そして、五線譜入力で作成していくので、こんな感じとなります。
五線譜で作りたいか、など、これは人によります。
ピアノロールで打ち込んでも問題無いですし、そうすればこのソフトにこだわる必要がありません。
そもそもボーカロイドの打ち込みはピアノロールですしね。
なので、五線譜以外で問題なければ、他のDAWソフトも視野に入れて探すと良いでしょう。
ソフト音源
次は音源です。
音源とはそのままで、各種「楽器の音」そのものです。
ギターだったりピアノだったりの音そのもののデータになります。
ハード音源(別の機械でPCに接続して使う)でも良いですが、初心者含めほとんどソフト音源(PCにインストールして使う)を使ってるのではないでしょうか?
ソフト音源は扱いやすく、無料の音源から値段の高いもの、またはDAWソフトに付属してるもの。などなどいろいろな種類あります。
ここで、気を付けなければならないのは、音源は、生データには及ばないという点です。
ハードにしろソフトにしろ、コンピューターから出す音であって、実際にその楽器を奏でてるわけではないです。
なので、特にギターなどの弦楽器は違和感が強く出ます。
なので、出来るだけ優秀な音源を用意しましょう! 録音はしないのでね😅
私は、 Singer Song Writerに付属していた音源と、フリーの音源を利用しています。
フリーでおすすめな音源は、アコギ音源の「Ample Guitar M Lite」
またドラム音源の「MT-PowerDrumKit」
などなど、他にも探すといっぱいあるので、無料の音源も侮れないですよ!
こららを使って、ぜひぜひまずは作成して行きましょう!!