Androidアプリ開発の懸念【BANと保守コスト】
Androidアプリは保守コストがかかる
こちらで触れていますが、Google Playは個人開発者に厳しくなりました。
おそらく、Googleは個人を締め出したいんだなと思っています。
ある意味、個人開発者にとっては良い機会かもしれないです。
私は、元々Androidの開発にはかなりストレスを抱えていました。
ざっと書き出してみますが……
- 最新のバージョンに対応するよう随時更新を呼びかけてくる
- 課金APIも新しくしろと呼びかけてくる
- ポリシーも更新したら新しくしろと呼びかけてくる
- AdmobSDKも新しくしろと呼びかけてくる(※これはiOSを使ってる場合も同じ)
- 突然BANされる(しかも間違いもある。自動でBANしてくる)
- 個人アカウントは本名公開、収益化をしている場合は住所を公開(※iOSはEUへの公開の場合に必須)
- 組織アカウントの場合は組織住所と電話番号を公開
- 個人アカウントの要件(インストール数1000未満で、180日以上コンソールにログインしてないと抹消、20 人以上のテスターが 14 日以上連続でオプトインしてアプリのクローズド テストを実施する必要があり)
とにかく、保守コストが増大しています。加えて、突然のアプリBAN😣
あまりにも、これが酷すぎます。
GoogleはBANが多すぎる
Googleの横暴さに、辟易している個人開発者は多いではないでしょうか😥
Appleの場合は、アプリを出したらあまり保守コストはかかりません。
Appleは「次回更新時に対応してね」といったニュアンスが多いです。
対して、Googleは「期限までにやれ。さもなくばBANする」が多いですね。
例えば、下記のようなメール(通知)が頻繁に来ます。
モチベーションも少ない中、煩わしさしかありません。
ちなみにこの警告を無視する場合、昔は特に何も問題ありませんでした。
Appleと同じように、次回更新してくれればそれで問題ない、という姿勢だったんですね。
それが現在は『この要件を満たさなかった場合、アプリの対象 API レベルよりも新しい Android OS バージョンが搭載されているデバイスのすべての Google Play ユーザーが、アプリを見つけられなくなります。』としています。
上記の例で言うと、Android13以上ではBAN状態にする、ということですね…😥
もう正直、Android向けのアプリリリースは様子見でも良いかなとも思っています。
今回の件で、個人アカウント取得がほぼ無理ゲーになったことで、ちょっと転換期かも。