Androidアプリ開発の懸念【BANと保守コスト】

2024年7月10日

Androidアプリは保守コストがかかる

こちらで触れていますが、Google Playは個人開発者に厳しくなりました。

おそらく、Googleは個人を締め出したいんだなと思っています。

ある意味、個人開発者にとっては良い機会かもしれないです。
私は、元々Androidの開発にはかなりストレスを抱えていました。

ざっと書き出してみますが……

  • 最新のバージョンに対応するよう随時更新を呼びかけてくる
  • 課金APIも新しくしろと呼びかけてくる
  • ポリシーも更新したら新しくしろと呼びかけてくる
  • AdmobSDKも新しくしろと呼びかけてくる(※これはiOSを使ってる場合も同じ)
  • 突然BANされる(しかも間違いもある。自動でBANしてくる)
  • 個人アカウントは本名公開、収益化をしている場合は住所を公開(※iOSはEUへの公開の場合に必須)
  • 組織アカウントの場合は組織住所と電話番号を公開
  • 個人アカウントの要件(インストール数1000未満で、180日以上コンソールにログインしてないと抹消、20 人以上のテスターが 14 日以上連続でオプトインしてアプリのクローズド テストを実施する必要があり)

とにかく、保守コストが増大しています。加えて、突然のアプリBAN😣

あまりにも、これが酷すぎます。

GoogleはBANが多すぎる

Googleの横暴さに、辟易している個人開発者は多いではないでしょうか😥

Appleの場合は、アプリを出したらあまり保守コストはかかりません。

Appleは「次回更新時に対応してね」といったニュアンスが多いです。

対して、Googleは「期限までにやれ。さもなくばBANする」が多いですね。

例えば、下記のようなメール(通知)が頻繁に来ます。
モチベーションも少ない中、煩わしさしかありません。

ちなみにこの警告を無視する場合、昔は特に何も問題ありませんでした。

Appleと同じように、次回更新してくれればそれで問題ない、という姿勢だったんですね。

それが現在は『この要件を満たさなかった場合、アプリの対象 API レベルよりも新しい Android OS バージョンが搭載されているデバイスのすべての Google Play ユーザーが、アプリを見つけられなくなります。』としています。

上記の例で言うと、Android13以上ではBAN状態にする、ということですね…😥

もう正直、Android向けのアプリリリースは様子見でも良いかなとも思っています。

今回の件で、個人アカウント取得がほぼ無理ゲーになったことで、ちょっと転換期かも。