同人作品をどこで販売するか比較【DLsite DMM FANZA】
創作物(同人作品)の販売
同人作品が出来たんだけど、どこで販売しよう?
そうなりますよね。
まず、作品は大きく分けて、全年齢版とR18版で分かれるかと思います。
そして、オンラインで販売するか、実店舗で販売するか。そこでも分かれます。
ここでは、R18版も含めた作品をオンラインで販売する、という前提のもと、まずはその販路を洗い出してみました。
DLsite
- 最大手で、全年齢版からR18版まで幅広く取り扱っている
- なので、埋もれやすい
- 狭いジャンルに強い
- 売りやすい
- Ci-enというクリエイター支援サイト(クラファンやパトロン募集、またはブログ的に利用することも出来る)も運営しており、連携が出来ている
DMM(FANZA)
- R18版がメイン
- 実写のイメージが強い
- モザイク処理が厳しい
- 見た目(パッケージ絵やサンプル絵)が強くないと売れない印象
- 登録する情報がDLsiteに比べて少なく、一覧表示も情報量が少ないので同人は売り辛い(ブランド力が無いと難しい)
メロンブックス
- 同人誌などの現物ものが強い
- 絵師さんしか売れない
Digiket
- 知名度が弱い
- 同人ソフトに弱い
BOOTH
- pixivと連携したネットショップ
- 現物もの、電子もの、それぞれで販売が可能(どちらかというと現物ものが強いイメージ?)
まとめ
いっぱいあって分からないね
結局、どこが良いんだろう?
基本的には、DLsiteとDMM(FANZA)がメインになると思います。
全体的に見るとDLsiteの方に軍配が上がりますので、DLsiteは必須と言えるでしょう。
正直、DMM(FANZA)は、思ったより売れません。商業が強く、同人は弱い傾向があります。
絵柄が強い、実写系などがDMM(FANZA)ではないでしょうか。
マニア・ニッチ路線では特にDLsiteが強いです。NGワードがDMM(FANZA)には多く、局部修正も多いので、同人向けではないかなと。
ただ、それでもDLSiteに次いで、二番手になるかと思います。
同人誌などの現物は、委託販売でメロンブックスやとらのあな、となるのでちょっと上記とは異なります。
創作したグッズをネットショップで売る
創作した現物(アクササリーなど)はオークションサイトで売ってる方も多いと思います。
が、ブランディングや広告宣伝など効率的に行いたい、となるとネットショップという選択肢もあります。
ここでは、代表的なSTORESとBASEというサイトをご紹介します。
費用や決済手段など細かい特徴は他のサイトを参考にして頂くとして、ここではSNSとの連携という視点での比較でご紹介します。
STORES
- noteと連携が可能
- Instagramと連携が可能
BASE
- noteと連携が可能
- PixivFACTORYと連携が可能
- Instagramと連携が可能
SNSとの連携が可能
STORESやBASEは、いわゆるネットショップなので、自身で運営・構築する必要があります。
ですが、自分の製品をブランディングして売る、など幅広いアプローチが可能となりますし、同人以外の創作物を売るという手段にはピッタリかと思います。
そこで創作との相性が良いSNSとの連携が行えるのがポイントです。
SNS | 特徴 | STORES | BASE |
---|---|---|---|
note | noteに商品一覧を表示できる | ○ | ○ |
pixivFACTORY | 自作の創作物をシームレスに連携 | ○ | |
ネットショップへ誘導可能 インスタの写真をネットショップへ転載 | ○ | ◎ |
noteとInstagramは両方連携可能。
BASEはPixivFACTORYと連携が特徴があります。
SNSとの連携はマーケティングやセールスを行うことで役割分担を設け、各ネットショップに誘導が可能となります。
pixivFACTORYとの連携は、作成した創作物を連携してBASEで販売が可能となりますので、こちらの場合はBASEを選択すると便利になるでしょう。
SNSで見るとそこまで大きな違いが無い事が分かります。ただ、BASEの方が扱いやすい、という話があるので、Instagram連携では◎を記載しています。
BASEは加えて、YoutubeやTiktokといった動画サイトとの連携が可能となってます。
まとめると、拡張機能が豊富な事で知られるBASEが優勢ではないでしょうか。あとは費用や決済手法などで、考慮すると良いと思います。