iOSのDistribution証明書の有効期限切れ【Xcodeだけで完結】

2024年7月17日

Appleからメールが到着

iOSにアプリをリリースしていると、『ご対応のお願い:Distribution証明書の有効期限まであと30日です』というメールが到着します。

以前は英語で『iOS Distribution Certificate Expires in 30 Days』と来ていましたが、現在は日本語のようですね。

どうすれば良いのか?

結論から言うと、証明書が切れビルドできなくなるだけなので、放置で構いません。

アプリをアップデートする時に、更新すればOKです。

証明書の更新手順

証明書を更新する場合ですが、その手順も年々変わってきています。

なので、そのタイミングで調べ直すのが最も効率良いでしょう。

昔は、MacのキーチェーンアクセスからCSRファイルを作成して、Apple Developerで登録、ダウンロード、Macのキーチェーンへ登録、とかなり面倒でした😥

2022年現在では、Xcodeでボタン一つだけで完了です。WEBからダウンロードなどは不要となっています。
むしろ昔の方法だとエラーが出る可能性もあります。

さて、そのやり方ですが、Provisioning Profileの割当だけWEBでやり、あとはXcodeのメニュー『Preference -> Accounts -> Manage Certificates』


+ボタンを押して、該当の証明書を選択するだけで完了です。

これだけでApple DeveloperのCertificationとキーチェーン登録までやってくれます。

これでも不足の場合は、開発者サポートページから証明の割り当てをします。

証明書を選択
対象のプロファイルを選択
作成した証明を選択して(紐付けて)保存

あとはダウンロードして、ダブルクリックすれば反映されます。