Macbook Air 2014のSSDを交換しました

2022年10月28日

ストレージが限界

私が使っているMacbookは、Ealy2014 11インチでストレージは128GBのSSDです。

UnityとXCodeのインストールだけで、容量がかなりひっ迫します。

キャッシュも余計なアプリを削ったとしても、残10GB程度。

XCodeのバージョンアップすら出来ない状態に。

でも、新しいMacbookを買うのも勿体ないので、SSDを換装することにしました。

SSDを購入する

作業の流れとしては、

  1. 現在のデータをTime Machineで外付けHDDにバックアップ
  2. Macbookを分解して、新しいSSDへ交換
  3. 起動してディスクユーティリティでTime Machineから復元する
  4. 完了

という流れを想定。

但し、詳しくは後で述べますがこの流れに一点、不足があります。

分解する前に、起動ディスクを作成する作業が必要となります!(Big Sur以降使ってる場合)

なので、まずは起動ディスクを作るようにしましょう!

作成方法は後述してあります。

ということで話は戻り、まずは新しいSSDを購入することに。

JetDriveと呼ばれるTranscend社のSSDです。

購入したのは、とりあえず倍の容量がある240GBタイプ。

480GB、960GBもありますが、予算的にいちばん安いのを選択。

これとは別に、カバー付き(USBケーブル付き)もあって、こちらは先にバックアップデータをSSDへ送る事出来るので、交換と同時に使えるタイプとなります。

カバーが付くだけで値段が跳ね上がるので、却下で……(;´・ω・)

バックアップ取得後SSD交換へ

外付けHDDを接続してTime Machineでバックアップ。

この時、HDDはフォーマットされちゃうので、使わないHDDを選びましょう。

さて! いよいよMacbookを分解します!

ちなみに、必要なドライバーは商品に付属してるので不要です!!

下記を参考に、意外に簡単に交換が出来ちゃいます。

Time Machine認識せず

後は、「command+R」キーを押しながら電源を入れて、ディスクユーティリティを起動します。

新SSDをフォーマットさせて、Time Machineからデータを復旧させます。

SSDをフォーマットさせた後、TIme Machieを起動して復旧……のはずが、いつまで経っても外付けHDDのTime Machineを認識しない……😥

原因はBig Surのフォーマット

結論から言うと、Big SurでバックアップしたTime Machineは、「APFSフォーマット」という最新のフォーマット形式なので、2014年という古いMacに入っているディスクユーティリティでは認識しなかったんですね。

なので、Big Sur用の起動ディスクが必要になります。

起動ディスクの作成

もう1台Macがあったので、そちらでBig Surをダウンロードし、起動ディスクを作成しました。

上記よりBig Surをダウンロードします。

ダウンロードしたらインストールはせずに、画面を閉じてターミナルを起動します。

そしてUSBメモリを突っ込んで、下記のコマンドを流します。

$ sudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/${USBの名前}

USBの名前は各PCで認識してるものに修正してください。

これで起動ディスクが完成します。

起動ディスク内のディスクユーティリティを使う

作成した起動ディスク(USBメモリ)を刺し込み、「option」キーを押しながら電源を入れます。

起動メニューが出るので、USBから起動します。

すると、最新のディスクユーティリティ画面が!!

ディスクユーティリティでフォーマットします。

「表示」→「全てのフォーマット」を選択した後、対象のSSDを選び消去(フォーマット)をクリックします。

  • フォーマットを「APFS」
  • 方式を「GUIDパーティションマップ」

にして実行します。

無事にSSDの換装に成功

これで、Time Machineが認識され、無事に移行が完了しました。

とは言え、Big Surでは先にOSのインストールをしないと復旧出来ない仕様の為、このままOSインストールを実施し、その初期化設定の中でTime Machineからの復旧となります。