アプリのダウンロード数を増やす方法【プロモーション】
リリースしてもDL数はごくわずか
こちらでも、紹介しているのですが
アプリを作っても、全くダウンロードされないのが現実です😢
良くある事なので、気落ちしないようにしましょう
そんなぁ……せっかく作ったのに……
必ず、プロモーション(宣伝活動)が必要になります。
開発だけして終了、プロモーションは何もしない、という人があまりにも多いです。
Twitterで「リリースしました」で終わりです。
それではなかなかDLされないのが現実でしょう。非常にもったいないですよね。
埋もれて、本当に欲しい人に届いてないんです。
なので、少しでも多くDLされるように、私のちょっとしたアドバイスを、と思い記事にしました。
ただ、「こうすれば間違いない!」というものではありません。
プロモーションは試行錯誤であり、その中で得た私なりの考えです。
解決策ではなく、提案に近いアドバイスとなっています。
タイトルやアイコン、説明文は分かりやすいか
まず当たり前の事ではありますが……
アイコンや説明文などでゲームの内容が、ちゃんと分かりやすく、ターゲットユーザーに理解される内容になっていますか?
特にタイトルは重要です。
タイトルだけで、どんなゲームなのかイメージ出来るのが理想です。
最近のラノベは、長文タイトルが主流ですよね。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」からの流れです。
これは、タイトルだけでどんな話なのかイメージしやすいからです。
ラノベ含めて、本は全く売れない時代。その中で生まれた妙技は、現在スタンダードになっています。
アイコンも見やすいのが大切です。全貌を見せようと、引いた絵になってませんか?
アイコンは小さいので、引いた画像だと何の画像か分からなくなります。
メインの画像で大きく表現したり、目立たせる工夫が必要です。
アイコン含めて、見た目の画像は特に気合を入れた方が良いでしょう。
まずは、これら、基本的なリソースを見直すのが良いかも知れません。
ASOはそこまで気にしない
ASO(ストア内検索最適化)なども考慮すると良いですが、多少で良いと思います。
相手は百戦錬磨のGoogleです。
付け焼き刃のASOをして、変にスパム扱いになるくらいなら、自分の思うがままのタイトルの方が良いような気がしています。
ASOは非常に難しいです。変にいろいろ修正して、インデックスが壊れることもありました※経験済み😥
SNSで宣伝する方法
SNSではTwitterでの宣伝がメインでしょうか。Twitterで宣伝するのが効果的、と思われがちですが、
いいね、RT数が多くなったとしても、正直、コンバージョン(DL)まで辿り着きません。
宣伝をしないよりは、全然した方が良いですが、そこまで期待しない方が良いでしょう。
それに、そのアカウント、ターゲットからフォローされてますか?
ゲーム開発者のフォロワーばかりではDLされないです。
当たり前の話ですが、ターゲットに向けて宣伝しないと効果はありません。
ターゲティング
さて、ターゲットという言葉がちょこちょこ出てきていますが、
これは、作ったアプリ(ゲーム)は誰向けなのか? という事です。
家計簿アプリを作ったとして、男の人や高校生に宣伝しても大きな効果は得られませんよね。
ゲームをやらない人に、ゲームアプリを宣伝しても意味はありません。
宣伝してるアカウントのフォロワーにターゲットがいなければ、Twitterで宣伝しても効果は望めないです。
効果的な宣伝は……?
じゃあ、効果的な宣伝は……?
身も蓋もない話ですが、SNSでの宣伝は、有料のTwitter広告が最も効果的です。
ただ、個人でやるにはそれなりに費用は発生します。
他にも、Facebook広告もありますし、Line広告、Tiktok広告、などなどありますね。
SNSでの広告は、有料広告が効果的です。
それなりの費用と言っても、低いコストから始められるので、まずは試しにやってみるのが良いでしょう。
注意点としては、宣伝するTwitterのアカウントにおいて、センシティブな投稿はしないようにしましょう。広告アカウントがBANされます。
(TwitterのBANではなく、広告アカウントのみBANされます※経験済み😥)
大切なのはブランディングと長期的な視野
無料で効果を出すには、コンバージョン率を少しでも上げるためにターゲティングをして、そのユーザーがフォロワーにいる前提で宣伝する事です。
それでもコンバージョンはインプレッションに比例しますので、フォロワー数と宣伝数は数の勝負になるので、かなり大変です。
コンバージョン率なんて1%とか、2%とか、そんなもんです。大手広告代理店でもこの程度なので、個人でやるとしたら、更に低くなるかも知れませんね。
これがTwitterで自力で宣伝してもCVまで行かない、という根本的な理由です。
じゃあ、最大限にコンバージョン率を上げるにはどうするか?
ブランディング(ファンを増やす)ですね。これが非常に重要です。
どうやってブランディングをする? と、やはりこのページで書いてますが……
ゲームが1つだけでは、何をどうやっても1倍にしかなりません。
たった1本で諦めないでください。最低でも10本は作る!という考え方が大事です。
商品をたくさん作るしかないです。1つの商品だけでブランディングなんて出来ませんから。
アプリ=商品という考え方を持ちましょう。
何本も作るのが難しければ、1つのアプリでの継続率を強化するようにすべきです。要は、そのアプリをずっと使ってくれるようなファンを獲得します。
ですが、これは最初からそのそうな設計思想でアプリを制作する必要があります。これはソシャゲの制作が参考になるかと思います。
つまり、最も効果的なプロモーションに必要なのは『ブランディングしてファンを獲得する』これが全てです。
要は、ファンになってくれるようにアプリやゲームを作る。そのための『長期的な視野』が必要です。
普通の宣伝
ここまですれば、あとは体系的に、普通の宣伝で自ずとDL数は増えるのかなと思っています。
ホームページを作成したり、ブログなどの外部から、アプリの内部からも含めて線を線で繋いでいくわけです。
ちゃんと考えて、ユーザーに向けて、普通に宣伝(インプレッションの機会を設けるように)すれば、爆発的じゃなくても、DL数は少しずつ伸びてくると思います。
どれだけ露出量を増やせるか的な感じですね。でもこれがなかなかに難しいんです。
本業や、開発もありますし、忙しくて宣伝出来なくなると露出量が減りますので、尚更難しいです。
その他、ちょっとしたことですが、例えばTwitterのフォロバについて。
「返報性の原理」はご存知でしょうか?
簡単に言うと、「何かを施されたら、お返しをしたくなる」という行動原理のことです。行動経済学ではよく出てくる単語ですね。
せっかくフォロワーになってもらって、自分の宣伝ツイートをみて貰える可能性が出てるのに、切られたらもったいないですよね。だから、出来るだけフォロバして、返報性で切れにくい関係を作ったりします。
こうした、ちょっとした積み重ねなんです。
宣伝に活用できるものは何でもやる。という意識が大切です。
その他の宣伝方法
他にもいろいろ宣伝方法がありますので、参考にしてみて下さい。
- ブログやnote、ci-enなどで開発の進捗などを載せていく
- 事前登録を利用する
- Google Adwords(アプリキャンペーン)での有料広告
- Youtube、ニコ動、tiktokに動画を作って載せる
- Twitterのbot機能を開発して自動宣伝する
- 記事にして貰えるようにゲームサイト等に売り込む
そして、これらの宣伝活動を繋げて行くことが大切です。
ブログで進捗報告を作成、それをTwitterで連携、動画もアップなど、複数をまとめて使っていくイメージです。
ゲームサイトの記事について、実はこれもコンバージョンに結び付き辛かったりします。
なので、そこに労力をかけるのはあまり得策じゃないと考えています。
(コンバージョンを考慮しないというのであればOKですが)
そして、やはり有料広告は有力ですね。
特に、Google Adwordsのアプリキャンペーンは、非常に強力です。SNS広告よりも、私はこちらを重視しています。
ただ、どれも手間やお金がかかる作業です。
プロモーションだけで、かなりの手間と時間がかかるので、開発しながらとなるとやはり難しいですよね。
まとめ
- 基本的な情報、画像などのリソースを見直す
- アプリ=商品と認識をする
- ターゲティングを意識する
- SNSでの宣伝はさほどCVに結びつかないので程々に
- 本来のユーザーに向けて宣伝する
- 有料の広告を活用する
- ブランディングをして長期的にファンを増やす
- 様々な媒体を利用して、連動させて、商品を紹介して行く
短期的に効果が出るものは少ないです。有料広告くらいでしょう。
あとは長期的な視野を持って取り組んでいくことが大切です。