Googleリジェクト『不適切な広告に関するポリシーについて』の対応法【Androidアプリ】

2022年12月16日

突然削除されるAndroidアプリ

突然削除されるのがAndroidアプリのよくある現象…

Google Playからこんなメールが飛んできました。

出ました。陥る人が多いと言われる『不適切な広告に関するポリシーについて』リジェクト。

この原因は「あなたのアプリで出している広告はレーティングと合ってません」ということ。

まぁ、アダルトな広告が出てるって事ですね。

Admobと上手く連携出来ないのかなとは思うのですが、まぁ、仕方ないです。修正しましょう!

デリケートなカテゴリをブロック

Admobにはデリケートなカテゴリというものがあります。

カテゴリ単位で広告をブロックしてくれる機能です。

なので、『不適切な広告に関するポリシーについて』を対策するには、ここを一括ブロックすれば基本OKです。

そのように対策を進める人も多いでしょう。

ですが、個人的には全てブロックするのはお勧めしません。

一括で配信をブロックすると、どうしても一致率が下がり、収益が下がってしまいます。

ブロック機能は最小限にし、GoogleのAIに広告配信を任せる方が収益が上がります。

なので、デリケートなカテゴリでブロックするのは出会い系や性に関するものなど、ブロックしないとリジェクトとなるものだけにしましょう。

とは言え、どれを開放すればリジェクトにならないかは、正直やってみないと分からないです😢

なので、私は収益の観点から、最低限「ビデオゲーム」は有効にしています。

アプリと広告のレーティングを合わせる

ビデオゲームを有効にしてると、アダルトゲーム(高レーティング)の広告が入ってきます。

私はこれでリジェクトとなりました。

でも、収益の観点からビデオゲームの一括ブロックはやりたくない。

じゃあどうするか? となると、アプリのレーティングと広告のレーティングを合わせます。

要はこれがリジェクトの理由なので。

ブロックのコントロールの機能に、「広告コンテンツの評価(広告レーティングを管理)」があります。

上記の画面でのデフォルトはMA(成人)となっていますので、成人向けのソシャゲが広告に表示されます。

なので、対象のアプリのレーティングが成人向けではない場合、広告のレーティングを修正する必要があります。

という事で、13歳以上の「T」で設定完了。

ただし、このレーティング変更で収益が激減します(と案内も表示されます)

リジェクトされるか? 激減を容認するか? 逆にアプリのレーティングを上げるか?

もう、アプリ停止措置(復活不可)は勘弁なので、私はチキンレースは止めて普通にadmobのレーティング設定しました。

ビデオゲーム全ブロックよりはマシとして、ここは我慢する所でしょうか……😥

それにしても、このレーティングが微妙で分かり辛いんです。

Google Playのヘルプで記載されているレーティングに載ってないので。

なので、MAって何のことか分からなかったですのが、恐らく、「M(成人)」「A(アダルト)」の両方を意味するものでしょう。

正直、このレーティングさえ合わせておけば、デリケートなカテゴリは設定しなくても良いんじゃないか?

とも思ってますが、怖いのでやってないです😅

そして、このレーティング表は海外(南北アメリカ)向けです。

もう一つの対応策

日本向けのレーティングと海外向けのレーティングが異なるアプリ/アプリ広告がたくさんあります。

日本では12歳向けのアプリなのに、海外向けでは「M」になってます。

今回、リジェクトの原因となったアプリ広告も「M」という海外向けのレーティングでのリジェクトなので、海外でのリジェクトです。

なので、もう一つの対応策としては、

自分のアプリは海外配信(主に南北アメリカ)を止めて、「広告コンテンツの評価(広告レーティングを管理)」に制限をかけない(収益の現象を避ける)というもの。

日本向けのレーティング表は下記となります。

前述した、admobの「広告コンテンツの評価(広告レーティングを管理)」の設定と項目乖離がありますね。

なので、この対策の前提は、

  • 「18+」が「MA」と同意の位置づけとなっている
  • アダルトソシャゲは日本にはない(レーティング16+程度)

これを想定とした対策です。

海外配信を止めても、ecpmの激減を避けた方が良い人には、最良の対策かも知れませんね。

ただ、上記の前提が想定でしかないので、リジェクトの恐れはあります。万全さを求めるのであれば、避けた方が良い対策です。